リカ城にてマリーン嬢を作りしこと
ジェニーファンクラブ会報と一緒に届くこのチラシ。
キャッスル彩色ツアーに今回、初めて娘と申し込んでみました。
回を重ねて既に14回、なぜ今まで申し込まなかったかというと
娘が車に酔いやすいから…単にそれだけの理由。(^_^;)
でも先日の校外学習で箱根のくねくね山道でも酔わなかったと聞いて
そろそろ大丈夫かも?と思い切って申し込んだというわけです。
以下、3月13日に行われた第14回・キャッスル彩色ツアーのレポートです。
日帰りということで朝の集合時間は東京駅に7時半!
自慢じゃないが早起きは苦手。だもんで前の晩からホテルに一泊。相変わらずぬるいぞ、私。
当日はいいお天気。参加者の皆さん方と無事に合流していざバスへ。
ところが駅前からすぐ乗れるのかと思いきや
八重洲ブックセンターの方の駐車場まで延々歩かされる羽目に。
うーん、丁度昇ってきた朝日がまぶしかったぜ…
★★★
行きの車内イベントは自己紹介や彩色見本の回覧・そしてビンゴ大会など。
住む所も年齢もまちまちなメンバーでしたが
そこは同じドールファン同士、和気藹々のごく和やかな雰囲気でした。
ヘアスタイルとヘアカラーの見本。なまくび…(汗)
今回は分け目が選べず真ん中分けのみ、前髪もストレートのみと種類少なし。
娘はハニーブロンドの裾カール前髪あり、(曰くお蝶夫人みたくするの♪)
私はこげ茶のストレート前髪あり(和風な感じ)を選択。
★★★
そして大いに盛り上がったビンゴ大会。
1人1体のお人形は必ずもらえるのですが、早い者順に選べるとあって
リーチやビンゴの声が挙がる度あせるあせる。(^_^;)
先にビンゴを当てたのは娘の方。しゅびよく希望のマリーンをゲット出来たのですが
自分で当てたからこれは私のー♪と言い出したので私も自分の分が欲しくなり、
自分のビンゴの時に運よく残っていた同じマリーンをゲットしてしまった…
わはは、 マリーンを欲しかった皆さん、一人占めしてごめんなさ〜い!(^_^;)
★★★
途中、2度の休憩をはさみ、渋滞に巻き込まれる事もなく
11時半頃無事キャッスルに到着いたしました。
心配していた娘のバス酔いもなく、やーよかった。
※キャッスル外でのくだらない(笑)裏話については
「人に歴史あり」の「彩色ツアー裏話」をご覧ください。
フランスのお城を模したというステキな外見。
でも裏に回ると工場のまんま。さらにお向いは農協(笑)
着いてすぐお昼ご飯。福島の名産がいっぱいの幕の内弁当、ゴージャス!
でも皆さん、食事の後の物販が気になってそそくさと掻き込む方多し。(笑)
昼食後、ツアー向けの特別物販開始。 蔵出し、って感じなんでしょうか。
私もついつい、こちらのマリーンちゃんゲット。特に変わった仕様でもないのですが
ミョ〜に可愛く、心魅かれるものを感じて…運命の出会いっすな(爆)
お食事場所は一般客が入れない社員の休憩所のような場所だったのですが、
「わたしのコレクション」と題する展示が置いてありました。
普段からあるのか、今回のツアー向けに置いてくれたのかは不明。
芸能人のデザインしたリカちゃんやデザイン学校の学生の服など…
おお!牧美也子センセイのイラスト付きメーテルリカちゃんだ〜!(右)
★★★
その後、10人ずつのグループに分かれいよいよ彩色体験です。
館内放送で呼ばれるまでは自由時間。展示を見たりショップでお買い物したり。
展示内容は以前来た時とあまり変わっていませんでしたし
展示全部の写真はとても撮りきれなかったのですが
最近のキャッスルについて知りたい方は→こちらから
★★★
そうこうしているうちに、私達のグループの番が来ました。
工場の重い扉を開け、中に入るといよいよツアーのメイン、彩色体験です。
まっさらのマリーンフェイスを1個取り、左手に手袋をはめて準備完了。
まずはチークから。エアーブラシでオレンジ色の塗料をちょっとずつ吹きつけていきます。
ノズルを強く引きすぎると濃くなっておてもやんになってしまうので加減が難しい…
フリーハンドなのでこの工程が一番難しいかも。
私はおてもやんがいやで極々うす〜くチークを入れました。薄すぎるくらい。
後は型をかぶせつつ、アイシャドウ→白目→青目→眉と睫毛→黒目→リップの順で吹いていきます。
こちらがその型。色を出したい部分だけ開いています。
ぴったり密着させないと輪郭がぼやけてしまうので案外難しい(^_^;)
納得行くまでやり直しさせてもらえるのですが、全部拭き取って一からやり直しになるので
思い切りのいいうちの娘は輪郭がボケていてもOK出してました。
む、娘よ、本当にそれでいいんかい…?
私のは輪郭はボケなかったものの、吹き付けた塗料の量が少ないのか
市販のもののような艶のある輝いた感じが出せませんでした。しくしく。
エアーブラシによる吹き付け工程が終わると、いよいよ最難関の瞳の星入れです。
注射器の針先からじわりと滲み出してくる塗料を丸く塗るのですが
あまり星が大きくてもアニメ顔になってしまうし、加減が難しいです。
辺りには顔中に(!)点を打たれまくった練習用の生首がご〜ろごろ。(爆)
一発勝負なので緊張しますが、練習だけしてても埒があかないのでいざ本番!
点は3箇所、上に大き目のを1個と下に白と青の点を三角形になるよう入れます。
まず、上の点。人形に魂が宿る瞬間です。
おお、案外うまく行ったじゃん!と気をよくして次に下の点。
あ…丸くなんなかった…あうう。(ToT)ま、しょーがないっか…
改めて工場の方のプロの技に感銘。
ちゅーことで、これがワタシ作・マリーンちゃん。
一応、よりーん仕様です。 どや?
今回は目の色も瞳に入る星の色も一律で選べませんでした。
色替えがあると工場の方が大変なんでしょうが、ちと不満。
顔の彩色が終わると、ボディの組み立て工程です。
手足の前後を間違えない様に組み込んでいって、超音波で接着します。
原理はよくわかりませんが(^_^;)ほんの一瞬でぴったり、しっかりくっつきます。
あとはレオタードを着せて、髪の仕様を書いた紙と一緒に頭とボディを袋に入れておしまい。
植毛は工場の方におまかせとなります。(例の特別製・植毛ミシンを見たかった!)
1ヵ月後くらいに完成して、おうちに届けられる予定です。
この間、しめて30分くらいでした。
もっとこだわってじっくり時間をかけて作っている方もいらっしゃいましたが
わしらは疲れちゃったのでもういいや〜。
★★★
その後、出発時間までキャッスル内を再探訪したり休憩所でおしゃべりしたり。
休憩所に置いてあったリカ・ジェニー関係のビデオ、見たかったなあ。
★★★
4時半にはキャッスルを出発、帰路東京へ。
帰りはさすがに皆さんお疲れで、爆睡モードでしたが
そんな中ビデオ上映されたのは
なぜか笑える『2001・ジェニーストーリー』総集編と
オスカープロモーションからタレントデビュー!?記者会見編集版。
『2001〜』の方はサヤカやたまきとコンテストで競うお話。
「ジェフがいっちゃう…」「どうしたのトモキ?」「しばらくこうしててくれジェニー」
キキーッ!「ドレスが…」 ってヤツですな。トイザラス等でよく流れてました。
オスカープロの方は色々なワイドショーを繋ぎあわせて編集したもの。
米倉涼子のコメント、全部同じやん…
ジェニーが好きな俳優はキアヌ・リーブス、いつか共演したいそうだ。(笑)
★★★
帰りも2度の休憩をはさみ、首都高で少し渋滞したものの
予定通り8時半頃東京駅丸の内口に到着いたしました。
お土産に67クラブ謹製・リカちゃんジグソーパズルをもらって解散。
皆さんお疲れ様〜。
神戸からいらした方も今日中にはお帰りになるというのに、
実は私達、今夜もホテルに泊まるのです!(^_^;)
明日は日野市の新選組フェスタに行くのよ〜ん♪
あ、そうそう同乗していたバスガイドさん(仙台出身)は
ちょっぴり榎本加奈子に似た感じの美人さんだったぞ!
人形の事はまるっきり知らなかったけど…(あたりまえか)
★★★
今回の収支決算はというと、
ツアー費用がお一人様10000円。(子供も同料金)
でも、自分で作ったお人形+車内ビンゴで1体もらえるし、
豪華なお弁当や往復のバス代を考えると妥当なお値段だと思いました。
なにより楽しかったし。また申し込んじゃう気がする。(笑)
そんなとこで、今回の彩色ツアーのレポートはこれにておしまい。
自分で彩色したマリーンちゃんが届いたら追加レポートをアップしますね。
★★★これより追加レポ★★★
楽しかった彩色ツアーの思い出も、かすかな記憶となりつつあったある日。
♪ピンポ〜ン「お届け物で〜す」
やってきました、自作ドール!ツアーからきっちり一ヶ月後のことでした。
黒レオタードだと見た目けっこう地味。
靴くらい一緒につけて欲しかったな〜
(左)ワタシ作・黒髪ストレートマリーン。静電気で髪が逆立っててなんかコワ!(笑)
(右)娘作・金髪裾ロールマリーン。派手でごーぢゃす、ちょっとうらやましいかも。(^_^;)
前髪が長くて顔がよく見えませんねえ。ホントに自分達で作ったマリーン!?
それでは、開封して確かめてみましょう。
一応、デコを出してみたのだが見にくいですね。前髪ちと長すぎ〜
角度がちと違いますがハゲヘッドと重ねてみましょう。
こ、この目の点の歪みは…まさしくワタシ作マリーンちゃん!
黒髪だしチークが薄すぎてなんか顔色悪いですネ。(苦笑)
よし!点の歪みにちなんで、君の名はバロックちゃんだ。
娘作マリーンちゃんは金髪にチークも濃くて派手!
輪郭がボケているのもかえって少女マンガ風で効果バツグン!
ぼや〜んと霧がかかったような輪郭にちなんで
アナタはミスティちゃんと名付けましょう。 (娘の承諾ナシで勝手に命名。)
それぞれの雰囲気に合わせてお着替えしてみました。
バロックちゃんはやはり和風で。
ミスティちゃんのコーディネイトは娘が担当。
曰く「イケイケお嬢さま風」だそう。お蝶夫人を忘れてなかったのね!
★★★
娘も私もその出来にはまあまあ満足。
なんたって世界にひとつだけの、自らの手が入った人形という事で愛着もひとしお。
遊び倒すにはしのびず、ケースごとピアノの上に鎮座ましましたのでありました。
次の彩色ツアーがニュージェニーだったら絶対申し込んじゃうな〜!
追加レポートもこれにておしまい。
かずりんさまのレポートも見る